私たち人間からするとそれだけでも十分すごいのですが、さらにすごい生物が海の世界にいたようです。
独フンボルト大学(Humboldt University)、グライフスヴァルト大学(University of Greifswald)の研究チームは今回、ウミグモ(Sea spider)が切断された脚だけでなく、肛門や生殖器官を含む下半部まで再生できることを発見しました。
私たちに例えれば、腰から下が丸ごと再生するようなものです。
研究主任のゲルハルト・ショルツ(Gerhard Scholtz)氏は「これは誰も予期していなかったことでした」と驚きを口にしています。
研究の詳細は、2023年1月23日付で科学雑誌『PNAS』に掲載されました。
その名の通り、見た目はクモそっくりで、体のほとんどが8本の脚(まれに10本と12本)になっています。
これまでに1300種以上が知られており、最古の化石記録は5億年前のカンブリア紀にまで遡ります。
ウミグモの体のつくりはとてもユニークで、胴体が細く小さいため、臓器の多くを脚の中に格納しているのです。
こちらはウミグモの半身を示した図ですが、腹部は胴体の後ろからピョコッと突き出ており、その末端に肛門がついています。
多分食えるやろ
そのため、ウミグモが脚を失うことは、同時に臓器や消化器官、肛門、生殖口まで失うことを意味するのです。
さて、今回の研究で驚くべき再生能力を見せたのは、ヨロイウミグモ科に属する「ピクノゴヌム・リトラル(学名:Pycnogonum litorale)」という種です。
本種は細身のウミグモに比べて、脚や胴体がずんぐりと幅広になっています。
ショルツ氏のチームは以前に、実験室で飼育していたP. リトラルの幼個体の脚を誤って切断してしまったのですが、数カ月後に元通りに再生していることに気づきました。
そこで今回は、P. リトラルがどれほどの再生能力を持っているかをさらに詳しく調べることに。
私たちに例えれば、腰から下が丸ごと再生するようなものです。
この例えいる?
でもそれいうなら人間の指の肉とかも再生するの不思議っちゃ不思議か
引用元: “https://nova.5ch.net/test/read.cgi/livegalileo/1676897589/” target=”_blank”>・
コメント