趣味や自己治療で大麻を使用する人々にとっては喜ばしいニュースだ。
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彼女は、研究目的の試験プロジェクト「SCRIPT他のサイトへ」の参加者だ。プロジェクトには、スイスに住む1091人が登録した。
このプログラムでは、スイスの首都ベルンとルツェルン、ビール(ビエンヌ)の薬局で大麻を販売する。
規制下での大麻の非営利販売と消費者への情報・助言サービスが、大麻消費にどのような影響を与えるかを調べるのが目的だ。
スイス国内では、このほかにもいくつかの試験プロジェクトが進んでいる。
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■健康と社会的リスクの軽減
ベルン大学の医師で研究者のレト・アウアー教授が、このプロジェクトチームのコーディネーターを務める。
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「外で栽培された 『屋外』の大麻を見つけるのは難しくなっている」とE.Sさんは言う。
「私は無意味だと思う禁止政策のせいで、現状手に入るもので手を打つしかない。これらの大麻は大概品質が悪い。集中栽培されているし、強すぎる」
SCRIPTの主な目的は害を減らすことだとアウアー氏は強調する。
「大麻使用者はタバコと混ぜて吸う。これは大麻が持つ脳や精神への影響を超え、消費者の健康にとって最大の危険を及ぼす」。
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■イノベーティブなスイスの都市
数カ月の間に、スイスの複数の都市で同様のプロジェクトが始まった。
北西部バーゼルでは今年1月に配布が始まり、2025年半ばまで続く予定だ。
金融の中心地チューリヒでは、今月に「Zuri Can – Cannabis with Responsibility」プロジェクトが始まる。
薬局、社交クラブ、薬物カウンセリングサービスの3つの供給ポイントを比較する。
ジュネーブでは、ChanGEという団体が、「カンナビノテーク」というモデルケースを試験的に始める。
会員に、個人使用目的の大麻を規制下で供給するというものだ。
フランス語圏の都市ローザンヌでも、Cann-Lという試みが行われている。
目的は「非営利ベースでの大麻販売の実現可能性と影響」を評価することだ。
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■世界の傾向とスイスの事例
大麻消費の規制を決めた国は着実に増えている。
世界に先駆けて大麻の娯楽目的使用を認めたのはウルグアイだ。カナダ、米国23州がそれに続く。
2022年には、世界で最も厳しい薬物使用政策を持つ国の1つだったタイが、禁止薬物リストから大麻を除外した。
欧州では、最初に大麻消費を非犯罪化したのはポルトガルだった。
だが近年はマルタが際立つ。スペインと同様、マルタも会員制の「大麻社交クラブ」モデルを採用した。
各クラブはマルタ政府が定めた要件に従って、大麻を自家栽培しなければならない。
ルクセンブルク他のサイトへやチェコなど、他の多くの欧州諸国でも評価プロセスや試験的プロジェクトが進行中だ。
ドイツでは最近、1人25グラムまでの所持を合法化した。
スイスの現行法では、精神作用成分テトラヒドロカナビノール(THC)の含有量が1%未満の大麻のみ販売・購入が認められている。
しかし、10グラム未満のハシシや大麻を所持しているのを見つかったとしても、罰金100フラン(約1万6千円円)で済む。
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世論も変化している。連邦保健庁が2021年に行った調査では、予防措置を伴うとはいえ、回答者の3分の2が合法化に賛成した。
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2021年、スイス連邦政府は2030年までの政策展望他のサイトへの中で、
「薬物使用の社会的・健康的コストは、厳格な禁止下で最も高くなる」と結論づけた。そのため、政府も薬物の流通をコントロールする必要性を熟慮している。
こうした姿勢により、スイス連邦内閣と連邦議会は、合法化という世界的な流れに再び歩調を合わせつつある。
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引用元: “https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1691591215/” target=”_blank”>・
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