先日タイ東部チョンブリ県のバンセーンビーチが緑色に染まる現象がニュースになりました。これは植物プランクトンの大増殖現象(ブルーム)によるもので、自然現象であり、健康に害はありません。<参照 バンセーンビーチが緑色に染まる、植物プランクトンの大増殖現象(ブルーム)>
そんな中の2023年8月21日、多くの外国人旅行者が集う、同じくチョンブリ県のパタヤ沖のラン島のビーチが緑色に染まりました。
写真はラン島で最も賑やかなターウェンビーチ。ポートマンは「前日の大雨のため」と話していましたが、ご覧の通りビーチが緑色に染まっています。それでも沢山の観光客が海に入り、アクティビティを楽しんでいました。
タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20230822tc.htm
https://ghjkuh.nadiazart.com/0823/561a5qjl.html
青い池とかいう観光地も在るし
なんかのきっかけでバランス崩してプランクトンが大増殖する
韓国と同じ
原因は「 プランクトン大発生 」って・・・何か嫌だな
要は汚いw
フィリピンのようなマリンブルーが綺麗
…って、普段は綺麗な色なのかな
タクシンが昨日帰国したとか
帰国初日に体調不良で今日入院とか
ニュースにしちゃいけない事なのか
違う緑色になってしまったなあ
パッタヤーだと砂が汚くて半端に緑で何じゃこりゃと言われがち
しかし砂がここまで綺麗なのに緑だと違和感多いね
熱帯の砂浜はサンゴをブダイ(魚)各種がかみ砕いて飲み込んで褐虫藻などを消化した残り、
との事である
こんなに植物プランクトンが増えるとサンゴ内の褐虫藻の光合成にも影響してしまうか
タイランド湾最北岸はチャオップラヤー川、クロン川(=メクロン川)、ターチン川、バーンパコン川から流れ込む
大量の土砂のため泥が堆積し、かつてはここは天然のマングローブ林で覆われていた
その後で人が多くなってマングローブを切り払い
そこでエビ養殖をしていたが、土壌が硫酸酸性になって何も住めない海になってしまい
波を緩衝するマングローブも無くて生物もいない荒れた海だけになる、という時期もあった
それで大量に石灰を投入して中和して、海に柵をつくってそこでマングローブを植える、
という方法で少しずつマングローブ林を復活させていった
実際にはマングローブは植えて20年もしたらそこそこ大きく育ってしまうものであり
環境問題への対処が盛んになった1990年代半ば以降から30年も経っている今は
各地のマングローブはまあまあ見られるサイズにまで復元して来た
そんなマングローブはパッタヤーのあるチョンブリー県の北部まで多いが
アンシラ市場の辺りから少しずつ砂が増えて来る(ただしアンシラ市場付近の海はまだ水は綺麗ではない)
その南のバンセーンはタイ人が行くビーチだが砂があまり綺麗でなく海も緑っぽい
緑っぽいのは記事と同じで植物プランクトンのためである
その南のシーラチャーは日本人が多く住んでいる町だが海はまた綺麗ではなく、沖合のシーチャン島は
海が奇麗でここで泳いだり魚釣りができる
そしてその南にパッタヤーがあってここの海は汚いと話題になりがちw
だがその沖合にあるのが記事のラン島で、ここはシーチャン島ほどでないがまあ綺麗な海で
有名観光地パッタヤーから近いので多くのリゾート客が来る
ラン島はホテルもあって島内で海水浴したりゆっくりできる、が当然物価は高い
現在は雨季末期で雨が多い
熱帯では強烈な蒸発量のため海水の塩分濃度は高めとなる
河口~沿岸部で河川水が海水と混ざると河川水内の泥などのコロイド粒子が
あっという間に塩析して沈んで泥が堆積し、そしてマングローブが育つ
沖合まで栄養分を含む水があまり流れて行かないので熱帯の海は
北方のような大量の回遊魚がいる事は無い
雨季で川の水量が増えている、タイも豊かになって肥料を多く使い、それが川に流れ込む
それらの複合要因のためチョンブリー沿岸部に植物プランクトンが増え、
いつもは綺麗なサンゴの海のラン島付近でも水が緑色になってしまった、というところか
タイはロシア人だらけだもんな
引用元: “https://egg.5ch.net/test/read.cgi/news5plus/1692757699/” target=”_blank”>・
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